革製品の日頃のケア、軽い汚れ落としに。
穏やかに汚れを落としながら油分を補い、革をしなやかに保ちます。
また、お酢による除菌効果もありますので、手で触れることの多い革小物、衣服、バッグ、ソファーなどの皮革製家具、車のレザーシートなどの表革に。

艶を出したくない革にお使い下さい。
※表革用
※ヌバック、バックスキン、スエードなどの裏革、表面に特殊加工（エナメル加工・着色など）をしてある皮革製品には使用できません。


○皮革用のワックスに一般的に使われている、石油系の原料を一切使わず、 ミツロウ、オレンジテレピンオイル、ココナッツオイル、
　などなど、タピールが厳選した天然素材で作られているので、香りも心地よく、また手でも塗れるほどで手荒れの心配もほとんどありません。

○使い方
　1-柔らかい布やブラシなどで埃や汚れをよく落とします。
　2-瓶をよく振ってから、柔らかい布にオイルを少量ふくませ、馴染ませるように薄く均一に伸ばします。
　3-マッサージする様にまた余分なオイルを残さないように拭きあげます。

　※保護・防水効果はあまりありませんので、靴やバッグなどの汚れのつきやすいものには、オイルの後にフレーゲクリームをご使用下さい。
　※つけてすぐは色がやや濃くなった感じになりますが、次第に元にもどります。




《 TAPIR ／ タピール 》

ドイツ中部ニーダーザクセン州ハルツ山地にほど近い小さな村で1985年に創業した皮革用ケア用品メーカー。
創業以来、天然素材原料のみでつくる事にこだわってケアワックスやオイルを生産されています。


●タピールのはじまり
　創業者のボードーさんが学生だった頃、大切にしている靴を手入れする際に、満足できるケア用品がなく、納得のいくものを探そうと、
　いろいろなものを試されたのがタピールの始まり。
　当時売られているケア用品のほとんどは、新素材のワックスや石油系のオイル、有機溶剤、タール色素など大量生産しやすく安価な原料で
　作られたものばかりでした。これらの素材は環境にも、人体にも有害な影響をもたらします。
　また、自然素材である革にとっても、柔軟性をなくしたり、ひび割れの原因となったり、悪影響がありました。

　そんな中、研究調査を続けるうちにたどり着いたのが、19世紀の古いレシピ。
　あまりにも古いレシピだったので、簡単には再現出来なかったそうですが、諦めず、試行錯誤を繰り返された結果、タピールのケア用品が生まれました。


●品質へのこだわり
　タピールの製品は防水効果、光沢性、着色効果など様々なカテゴリーの品質テストを、独立した機関に依頼して品質を保っています。
　また全成分を表示しているのも品質に自信があるからこそ。
　さらに、環境保全に沿った栽培方法・加工方法で作られた原材料、有機栽培された原材料を可能な限り使用してます。
　（有機認証は取ってないものも含みます。）

●動物保護
　製品のテストには動物実験をしていません。
　また、タピールは靴のケアに必要なブラシなども自然環境に配慮した製品を提案しています。


●主な原材料
　素　材　　　　　　　　　／　原産地　　　　／　主な効果
　ミツロウ　　　　　　　　／　ヨーロッパ　　／　保護、防水
　カルナバワックス　　　　／　ブラジル　　　／　艶出し
　シェラックワックス　　　／　インド　　　　／　艶出し
　キャンデリラワックス　　／　南アメリカ　　／　艶出し
　シュガーケーンワックス　／　インド　　　　／　保護、艶出し
　ホホバオイル　　　　　　／　北アメリカ　　／　浸透、柔軟性
　バルサムテレピンオイル　／　ポルトガル　　／　清浄、柔軟性
　オレンジテレピンオイル　／　南アメリカ　　／　清浄
　植物性ステアリン　　　　／　フィリピン　　／　防水
　ラノリン　　　　　　　　／　ドイツ　　　　／　防水
　ひまし油　　　　　　　　／　ヨーロッパ　　／　浸透
　なたね油　　　　　　　　／　ドイツ　　　　／　浸透
　亜麻仁油　　　　　　　　／　ドイツ　　　　／　強化
　酢　　　　　　　　　　　／　ドイツ　　　　／　清浄
　ココナツオイル　　　　　／　フィリピン　　／　保護・防水
　アンモニア　　　　　　　／　ドイル　　　　／　乳化剤
　ヒマワリオイル脂肪酸　　／　南ヨーロッパ　／　乳化剤